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子供の頃は山梨県忍野で育ちました。

湖に囲まれていたため、「霧」が生活の中で身近なものとしてあり、

そのことが作風に影響しています。

「万物は水蒸気で出来ている」というような、考え方を持っています。

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​霧が立ち込める山梨県山中湖

基本的には写実印象派の観点から物を描いています。

ですが、そこにはやっぱり解釈の違いがあり

自分がその情景から受け取った感情だったり、描こうとしている時間帯も影響しますし、感じとった「空気感」など様々です。

自分の感じ取ったそれらを反映するために、

空間的な色彩表現を意識しています。

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​元になった景色 1​ 夜に見た桜

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​元になった景色​2   日が暮れる前の梅の木   逆光

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​アクリル画「黄昏時の梅」F30(910×720㎜)   2018制作

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​アクリル画「夜桜」F30(910×720㎜)  2016制作

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「未完成な人」という作品で、

25歳の時の迷える心の中を反映しています。

もう戻ってこないような時間の中で何かを考えているような、そんな未完成なひとときがこの作品の時間軸になります。

アクリル画「未完成な人」F30(910×720㎜)​ ​2016制作

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「時間と花」

季節の花や植物が一年を通して移り変わり、

発する香りや季節風が空気の中に溶けて流れていくような、時の流れを感じるように描いています。

​アクリル画「時間と花」F30(910×720㎜)  ​2019-2020制作

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「髪飾り」 F20(727×606㎜)

アクリル画("A hair ornament"Acrylic painting)

2020'制作 hyami

高原では、上空の低い雲や湖から上る霧の粒子が、やわらかく辺りを包んでいる。

時折光に反射しながら、

思い出のリボンといっしょに髪を彩っている

写真のように保存してあとで見ることができない自分の気持ちや感情を、記録に残しておきたい情景に乗せて描き、本質を求めて心の旅をするような楽しさがある。

 

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